平素より中央会の運営につきましてご理解とご協力をいただいておりますことに感謝申し上げます。
さて、昨年12月末に公表いたしました現金所在不明事案につきましては、会員関係者の皆さまにご迷惑とご心配をお掛けしていたしましたことを心からお詫びを申し上げます。
経過につきまして、次のとおり報告をさせていただきますが、私どもといたしましてもこの事案を真摯に受け止め、責任をもって再発防止に努めますとともに、事務局運営体制の整備を行い、会員関係者の皆さまへの支援業務をさらに邁進することで信頼回復を図ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
1 経過報告の概要
(1)令和5年12月25日 山梨県産業労働部産業政策課へ報告書を提出
(2)令和5年12月27日 記者会見による事実公表(10社の取材)
(3)令和6年1月23日 県による当会への現地調査実施
(4)令和6年2月29日 県から業務改善通知が発出
(5)令和6年3月21日 当会から県に対して改善策について報告
(6)令和6年4月1日 本事案に関係した職員2名の懲戒処分を実施
(いずれも減給10分の1、1か月)
(7)令和6年4月25日 役員を対象としたガバナンス研修を実施
(8)令和6年4月26日 事務局職員を対象としたコンプライアンス研修を実施
※甲府警察署における捜査は継続中
2 今後の取り組みの概要
再発防止策の徹底や信頼回復のため、次の取り組みを実施していく。
(1)規程類の整備とコンプライアンスの徹底
(2)適切な組織管理と人事管理の実施(責任の明確化)
(3)監査機能の改善(疑義に関する事前相談の徹底)
(4)継続的な研修実施による職員の資質向上
(5)中央会会員の信頼回復に向けた職員意識の徹底と行動
令和6年6月7日
山梨県中小企業団体中央会