■平成16年(2004)12月号
山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成16年度中小企業組合活性化情報
12月号の紙面から
主な内容
●景気の早期回復に向け 県中小企業総決起大会を開催!
●栄誉
●息吹
●情報連絡員の業界の声「山梨県石油協同組合 菅原五男専務理事」
●景況情報
●県内トピックス 活動あれこれ
●Hello!事務局「山梨県ワイン酒造組合事務局」
●MEET THE 理事長「甲斐飲食業協同組合 樽井晃理事長」
●中小企業人材確保情報交換会を開催
●全国大会を新潟で開催
●ジョブサポートだより
●研修日誌 |
12月号詳細記事
■景気の早期回復に向け
県中小企業総決起大会を昭和町で開催!
三位一体改革で中小企業対策の後退を許すな
山梨県中小企業団体中央会、山梨県商工会議所連合会並びに山梨県商工会連合会の3商工団体は11月17日、昭和町アピオで「山梨県中小企業総決起大会2004」を開催し、景気の早期回復に向け、中小企業施策の充実や経営革新などを訴えた。県内各地から350名に及ぶ中小企業者が結集した。
大会は、「中小企業施策の堅持と新たな展開を」スローガンのもと、4項目の意見発表をおこない、大会決議が採択され、政府・県などに対する要望書を宮川会長が山本栄彦知事ら来賓に手渡した。
大会に先立ち、主催者を代表して中央会の宮川会長が「三位一体の改革で中小企業施策は縮小の一途を辿っている。地域の零細・中小企業が果たしている役割を国・県はもっと認識し、本日の意見・要望を真摯に受けとめ中小企業対策が後退しないような対策を講ずるとともに中小企業者は活力と知恵を出し、苦難を脱却しなければならない。我々中小企業は人体で言うならば“血液”である、活力ある血液がみなぎる元気な山梨を作ろう“極楽をみたいならば、まず、地獄から脱却せよ!”」とあいさつした。大会では、中央会を代表して窪田広宣副会長が「中小企業の活力の維持強化と支援の堅持等」について意見表明を行ない「昨今の経済報告は回復基調としているが、決して力強さを感じさせるものではない。原油高騰、社会保険料等の企業・個人負担増などの不安要素と同時に三位一体改革に伴う中小企業対策の後退懸念も抱えていることから、柔軟かつ適切な経済・金融政策の展開を図るようにと」強く訴えた。
山本知事など来賓の挨拶の後、参加者全員でシュプレイコールを行い会場に響き渡る大きな声でガンバローガンバローガンバロー」と三唱した。
会場には、中央会の会員関係者も多数出席し、真剣に意見発表に耳を傾けていた。
大会における決議事項の要旨は次のとおり。
<国・県等への要望事項>
1.中小企業の活力の維持強化と支援の堅持等
2.まちづくりの推進と地域産業振興策の拡充・強化
3.金融セーフティネットの整備・充実と中小企業の再生支援
4.中小企業関係税制等の是正・拡充等
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