■平成16年(2004)6月号
山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成15年度中小企業組合活性化情報
6月号の紙面から
主な内容
●第49回通常総会を開催
●情報委員委嘱式を開催
●栄誉
●情報連絡員の業界の声
●金融アラカルト「商工中金甲府支店」
●景況情報
●県内トピックス 活動あれこれ
●特集「2004年版中小企業白書のポイント」
●Hello!事務局
●MEET THE 理事長
●一問一答「やってみよう財務自己分析㈭ 支払い能力の分析」
●ジョブサポートだより
●研修日誌 |
6月号詳細記事
■「一陽来復」
「もう一歩踏み込み、知恵を絞り、汗をかく」
第49回中央会通常総会を開催
山梨県中小企業団体中央会は、5月28日(金)午後2時から昭和町「アピオ」で、第49回通常総会を開催した。
当日は会員である組合等の代表者及び来賓約250名の参加を得て、通常総会・表彰式典・交流会を開催した。
総会では、宮川睦武会長が議長として、平成15年度事業報告・収支決算書の承認、平成16年度事業計画・収支予算の決定のほか、提出された8議案すべてを可決した。
平成16年度の事業計画では、既存組合に対するきめ細かな巡回支援等の相談業務や新たな取り組みを提案する事業の推進、中小企業者が組合等連携組織による様々な共同事業を通じて自ら経営力の充実強化に努めるための支援を図る。
さらに、経営資源の相互活用による新たな分野・製品の開拓及び合理化等の経営革新を推進するため、新規事業として国が募集する「新連携対策委託事業」に取り組み、中小企業者の連携による新市場創出、製品・サービスの高付加価値化を目指す組合等の活動を支援する。創業・企業化支援事業、創業促進のための企業組合の設立及び個別企業を対象とした経営革新事業等の推進にも取り組む。
また、組合の情報化推進を図りビジネスチャンスを拡大するためのホームページ作成事業の活用、中小企業の経営、景気動向、労働事情実態調査等の調査研究開発事業を効果的に活用し支援事業に役立てること、各種委託事業の活用による求職活動の支援、労務管理の改善及び能力開発等の労働関連事業の充実を図ること、中小企業施策の周知徹底及び中央会・組合等の活動を広く普及するため、中小企業総決起大会、新春交流会、中小企業組合まつり等も継続して行うことを決定した。
また、総会終了後は表彰式典が行われ、宮川会長から「イラク戦争等の緊迫した国際情勢の中で、国内では国民年金の政治家等の未納問題が発覚し、不安と不信が渦巻いている。日本人の心が失われつつある現在、日本人としての心の有り様について問い直す必要がある。中央会の今年の方針として『一陽来復』を掲げたが、景気回復の芽を確実に育て上げ、地域の中小企業においても景気回復が実感できるようがんばろう。」との式辞が述べられた後、各組合退任理事長への中央会会長感謝状、優良組合、組合功労者、青年部功労者、女性部功労者、優良専従職員への会長表彰の贈呈を行った。
続いて、受賞者を代表して、石部元章下部商工相互(協)理事長より謝辞が述べられ、北崎秀一山梨県副知事をはじめ、岡伸県議会副議長外多数の来賓から祝辞がなされた。
式典終了後は、出席会員と来賓及び受賞者を交えた交流会が行われ、新たな目標に向かって活動することを誓い合った。
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