■平成15年(2003)10月号
山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成15年度中小企業組合活性化情報
10月号の紙面から
主な内容
●モデル組合の候補組合に 双葉町農の駅企業組合、平久保の池自然園企業組合
●組合員の脱退に伴う手続きと対処方法を研修
●連携組織強化月間が11月に実施されます
●コラム「息吹(いぶき)」
●景況情報
●金融アラカルト(甲府信用金庫)
●Q&A「パソコンの回収・リサイクルについて」
●県内トピックス 活動あれこれ
●専門家講座 「企業再生・再構築の考え方」
協同組合 山梨県FPセンター理事長 山田一郎氏
●働く場づくりに企業組合制度を活用して下さい
●県内SOHO事業者実態調査
●青年部だより
●ぐんないだより
●研修日誌
●ジョブサポートだより
●「廃棄物排出状況調査」の結果報告にいて |
10月号詳細記事
■モデル組合の候補組合に
双葉町農の駅企業組合、平久保の池自然園企業組合
去る17日、他の組合の模範となる特色ある事業活動を展開している本年度の「モデル組合」に双葉町農の駅企業組合(双葉町)と平久保の池自然園企業組合(白州町)の2組合を候補組合として決定した。
従業員が製造業で5人(商業又はサービス業2人)以下の事業所が、組合員総数の4分の3以上を占める小企業者組合が対象となっている。選考委員会では候補4組合の中から2組合が選ばれた。
【双葉町農の駅企業組合】食材・食品の販売事業について設立以来売上を伸ばして続けており、平成14年度には870万円の実績をあげた。安心できる食材への指向が高まり地産地消が効果的に働いて、近隣市町からの常連客、口コミによる好評のほか小中学校の給食食材の材料供給開始も売上の安定に大きく寄与している。
【平久保の池自然園企業組合】コテージ(簡易宿泊)の経営を行っている。4月オープン11月中旬クローズで経営しており、夏期のトップシーズン中は満杯の状況が続いている。県の釜無川水源の森公園、雨迄岳登山道等周辺整備も進みつつあるが八ヶ岳方面の観光とは一線を画した静かさを売りに安定的な経営を続けている。また、組合管理の温泉もあり今後の事業展開に期待がかかる。
なお、選ばれた2組合はモデル組合として指定され、教育情報提供事業を行うのに必要な経費及び組合の事業活動を紹介するパンフレットの製作費等の補助が受けられる。
この事業は、他組合の活動の参考となるよう実施されるものである。
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