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ホーム「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)平成15年(2003)8月号

「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)

平成15年(2003)8月号

山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成15年度中小企業組合活性化情報

8月号の紙面から

主な内容
 ●認定職業訓練校開校
 ●中央会事務局組織図
 ●コラム「息吹(いぶき)」
 ●景況情報
 ●金融アラカルト
 ●Q&A「組合員脱退に伴う手続きについて 第2回」
 ●県内トピックス 活動あれこれ
 ●労務改善団体連合会総会
 ●新設組合「企業組合みのぶゆばの里・とよおか」
 ●専門家講座 「企業再生・再構築の考え方」
           協同組合 山梨県FPセンター理事長 山田一郎氏
 ●ぐんないだより
 ●研修日誌
 ●ジョブサポートだより
 ●甲斐飲食業協同組合創立総会

8月号詳細記事
 
研修日誌「トライアル雇用」

 6月、政府がまとめた「若者自立・挑戦プラン」は、生徒の意識啓発といった長期的対策から、臨時的雇用の創出など応急措置と言える施策まで網羅している。若年労働市場整備に関しては「学卒即本採用」以外に「学卒後就職探索期間を経て本格採用」という就業経路の複線化に対応した就職システムの整備を進めている。
 トライアル(試行)雇用はとりあえず入り口のハードルを低くし、幅も広げて、まずは門の中にいれてみようという策である。これには、1999年に障害者対策の一環として導入された制度の先例がある。当初は緊急雇用対策の臨時的措置として位置づけられた。だが、求職者が職業訓練を積む機会となるとともに、企業も本人の能力・適性を理解した上で安心して本格的雇用を考えることができる。この利点が評価され恒常的な制度となり、2001年には若年者などにも適用範囲が拡大された。若年向けトライアル開始からこの4月までの1年5ヶ月で利用した若者が約4万人、このうち終了者の8割近くに当たる約1万9千人が常時雇用に移行している。
 この事業は試行雇用奨励金の給付対象になっている。詳細はお近くのハローワークに問い合わせて頂きたい。 
 いずれにしても、学校から社会への移行が従来のルートでうまくいかなくなった若者に対して、自治体と企業と学校、関連機関そして住民が一体となって、若者が挑戦できる機会と意欲と技能の向上を図ることができる仕組み、地域独自の雇用創出が必要である。
 7月号に続きインターンシップを体験した生徒の感想を掲載します。若者に鍛える機会を是非与えてください。
 
 
山梨県立山梨園芸高等学校1学年 園芸科園芸経済コース 女子
 私のインターンシップは石和共立病院で看護士の体験をしました。3日間で、リハビリ体験、補食、放射線、検査、薬局などを体験しました。
 病院の廊下で、車椅子に乗っているおじいちゃんとおばあちゃんが曲に合わせて「赤とんぼ」を歌っていました。私は横に行き一緒に歌いました。その後に体操もしました。痛いと言いながらも一所懸命に体を動かす姿にとても感動しました。一緒に歩いたり、塗り絵をしたり、キャッチボールをしながら話をしました。お年寄りは昔の話をするときは、すごく嬉しそうでした。訪問介護に伺った時、オムツを替えたり、歯を磨いたり、体を拭いてあげたりしました。おじいさんのさっぱりした気持ちよさそうな顔をみて私も嬉しくなりました。処置を見学した時は、喉やお腹に穴をあけ、栄養を送ったり、タンを取ったりしている姿はとても苦しそうでした。これが本当の医療現場だと実感しました。自分で車椅子に乗った時は思ったより操作が難しくて、片手で車椅子を操作している患者さんを見て凄いと思ったし、私の腕の力では前に進むのも大変なのだということを体験して初めて分かりました。患者さんの爪も切りました。他人の爪を切ったことがなく、「深く切ったらどうしよう」と思ったけど、逆に患者さんに優しく声をかけてくれました。放射線検査では、機械の説明をしてもらい体内のことを改めて考えました。
 全部が初めてで戸惑うことも多く毎日が緊張の連続でした。インターンシップを通して夢がハッキリ決まり、これからその夢が叶うように勉強していきたいと思っています。3日間たくさんの体験をさせていただき本当にありがとうございました。(荒井良平) 

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