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「中小企業タイムズ」アーカイブ(書庫)

平成13年(2001)12月号

山梨県中小企業団体中央会機関誌■平成13年度中小企業組合活性化情報

12月号の紙面から

主な内容
 ●危機突破!に結集  山梨県中小企業総決起大会
 ●全国中央会創立45周年記念式典
 ●コラム「のろし」
 ●景況情報
 ●MEET THE 理事長「協同組合山梨FPセンター 理事長 山田一郎
 ●Q&A「脱退組合員の持分債権の保全処分について」
 ●組合最前線「今ショッピングセンターがおもしろい」
 ●短時間労働者雇用管理改善等事業
 ●活動あれこれ
 ●支所日誌
 ●事業団日誌

12月号詳細記事

MEET THE 理事長
 「安心な生活設計をお手伝い」
                             協同組合山梨県FPセンター  理事長  山田一郎
 協同組合山梨県FPセンターは、平成13年2月に設立された組合です。
■FP(ファイナンシャルプランナー)ってまだまだ聞き慣れない言葉ですが?
 近年、金融をはじめとする社会全般は国際化・多様化が著しいく、情報公開が進んでいるにもかかわらず、わかりにくく複雑になっています。
 老後の生活設計や自分の身を守るための生活関連情報、また企業にとって経営に深く関係する金融や資産の管理に関する情報を自ら収集し、利用していくためのノウハウまで知っている方々は非常に少ないと思います。
 そのような問題に専門知識をもってアドバイスを行う専門家集団が我々(協)山梨県FPセンターです。米国においてのバブル崩壊時に庶民の日常生活の中でよき相談相手となったのが「FP」ファイナンシャルプランナーで、それ以後全世界で注目をされてきています。
FPという資格者はどれくらいおられるのでしょう?
 現在県内には約400名のがFP登録しています。そのほとんどが、企業内で活躍するFPです。独立している事業者はこのうちの一割程度ではないでしょうか。
 現在の長期不況下にあって所得の鈍化、雇用不安、金融機関を始めとする今まででは考えられない企業の倒産・破綻など生活不安要素が多く発生しています。生活基盤の安定と生涯設計のよきアドバイザーとして、資産管理のプロとしてファイナンシャルプランナーが日本でも認知されつつあります。FPの業務は多岐にわたります。例えば不動産の活用に際し、その後の相続の問題もありますが、建設に関しての相談もでてきます。「上手な建設業者の見分け方は?」なんて質問もあるんです。現在それなりの技術・資格を持っていながら、不幸にも退職・離職されている方々も我々の一員として活躍できる場面もあるわけです。
 我々の全国的な団体として日本FP協会があります。FPの教育訓練や資格取得、FPを社会から認知されるよう啓蒙普及活動を実施しています。山梨県FPセンターも大勢の人に知っていただくため、無料相談会やセミナーを開催して県民の一人一人にとって身近な存在になるよう活動しています。
近頃の具体的な相談内容は?
 個人・法人を問わず、保険契約の見直し、相続問題、不動産運用、金融資産の運用・管理、加えて老後の生活、住宅ローン償還の見直しがあります。
 本年度は無料相談会やセミナーを月二回の割合で開催しています。参加者も回を増すごとに増えてきており、確かな手応えを感じているんですが、我々も相談に応える能力の向上につとめております。
 「自己責任の時代」あらゆる分野での専門家集団への研鑽とますます複雑化するであろう社会に貢献できる団体を目指しがんばっていきます。
   (協)山梨県FPセンター  tel 055-240-7644まで


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